小児矯正を第一期でやめるのはNG?途中でやめるリスクを解説!

小児矯正 第一期 でやめる

小児矯正を第一期でやめることは可能ですが、矯正の効果が充分に得られない可能性があるだけでなく、顎関節症や痛みなどのリスクも生じます。

小児矯正は将来的な歯並びに影響を与える大切な治療ですが、必ず受けなければいけない治療ではありません。

子どもの歯並びなどの状況を考え、小児矯正を第一期で終わらせるのか、第二期も継続して行うのかの判断が必要です。

この記事では、小児矯正を第一期でやめるリスクや、やめた方がよいケースについて詳しく解説します。

小児矯正は第一期でやめられる?

小児矯正 第一期 でやめる

小児矯正を第一期でやめることは可能です。

歯列矯正はあくまでも歯科治療の一環であり、やめるタイミングは本人または保護者の意思によって決められます。

小児矯正を途中でやめる主な理由は以下の通りです。

  • 時間が取れない
  • 費用の負担が重い
  • 効果が感じられない
  • 子どもが嫌がった

ただし、第一期・第二期は一連の歯科治療であり、途中でやめてしまうとさまざまなリスクを伴うことが指摘されています。

やむを得ず小児矯正を第一期でやめる場合は、本人や保護者の意思だけでなく、歯科医を含めた診断が必要です。

小児矯正を第一期でやめるリスク

小児矯正 第一期 でやめる

小児矯正を第一期でやめることは可能ですが、治療の中断にはさまざまなリスクが伴うため、一般的にはあまり推奨されていません。

歯科矯正を第一期でやめてしまった場合に懸念されるリスクは以下の通りです。

  • 顎関節症のリスク
  • 歯並びが元に戻るリスク
  • 不自然な痛みが発生するリスク
  • 治療の再開が難しくなるリスク

第一期で小児矯正をやめる場合、特に治療途中でやめる場合には起こりうるリスクを把握しておく必要があります。ここでは、小児矯正を第一期でやめる主なリスクを解説します。

顎関節症になりやすくなる

小児矯正を第一期でやめてしまうと正しい歯並びや噛み合わせが定着せず、結果として顎関節症のリスクが伴います。

顎関節症は、顎の筋肉や靭帯の異常によって引き起こされる病気です。ひどくなると口を開ける際に強い痛みが生じるため、食事が充分に摂れなくなってしまうでしょう。

さらに、顎関節症になると物を噛む際に痛みが生じるため、だんだんと痛いほうの顎をかばうようになり、歯並びの歪みが助長されてしまいます。

また、顎関節症を一度発症してしまうとクセになり、大人になってからも定期的に繰り返してしまう可能性があります。

小児矯正の第一期で正しい歯並びの基本を作っておくことは、顎関節症のリスクを下げるうえでも重要です。

歯並びが元に戻ってしまう

第一期の矯正治療の目的は、あくまでも正しい位置に永久歯が生えるための土台作りであり、これは第一期だけで完成ではありません。

幼児期~小学校低学年にかけては顎の骨格が柔軟なため、顎がもともと細かった場合、第一期で矯正をやめてしまうと歯が生えるすき間がない状態に戻ってしまう可能性があります。

これでは、第一期矯正をしていないのと同じです。

乳歯が永久歯に生え変わるころには体の骨格もある程度完成しており、第二期矯正を行うことで望ましい歯並び・噛み合わせを固定できます。

第一期矯正で整えた土台に沿って永久歯を移動させるイメージです。

また、幼児期~小学校低学年のうちから定期的に歯科医に通う習慣をつけておくことで、正しい歯磨きや間食の摂り方など、良い習慣を子どもに身につけさせる効果もあります。

正しい歯並びを定着させるためには、第一期矯正から第二期までを一貫して行うことが大切です。

不自然な痛みが発生する

小児矯正を第一期でやめてしまうと歯列や骨格の歪みが残り、後になって不自然な痛みが発生してしまう可能性があります。

また、乳歯が生え変わる時期は顎の骨格が柔軟なため、元の状態に戻ろうとする過程で歯の土台が歪んでしまうケースもゼロではありません。

顎や骨格の痛みがあると食事や会話が苦痛になり、精神的なストレスにつながります。小児矯正を第二期まで行うことで歯並びの土台が完成し、歪みを解消できます。

途中からの再開が難しくなる

矯正を第一期でやめてしまうと歯科医に通うサイクルが途切れてしまうため、再開のタイミングがつかみにくい場合があります。

特に、矯正がもともと好きではない子どもの場合、間隔が空いてしまうと第二期矯正に通いたがらない可能性があるため注意が必要です。

また、期間が数年単位で空いてしまうと担当していた歯科医が変わってしまい、安定した経過観察が難しくなるケースもあります。

また、歯科医院に定期的に通うことは歯列矯正だけでなく、虫歯などのリスクを抑えて歯を健康に保つうえでも大切です。

小児矯正を第一期でやめたほうがよいケース

小児矯正は第一期と第二期を一貫して行うのが一般的ですが、施術の経過によっては第一期でやめたほうがよいケースもあります。

以下に当てはまる場合は、小児矯正を第一期でやめることも視野に入れておきましょう。

  • 極端な痛みがある場合
  • 第一期できれいな歯並びが完成した場合
  • 子どもが必要ないと言っている場合

ここでは、小児矯正を第一期でやめたほうがよいケース、やめてもよいケースについて詳しく解説します。

極端な痛みがある場合

小児矯正の第一期の段階で歯や顎に強い痛みがある場合は、ただちに治療を中断するべきです。

強い痛みの原因としては、歯茎や骨格の歪み、腫れが挙げられます。また、「歯医者が苦手で仕方がない」と感じる、子ども自身のストレスも原因のひとつです。

強い痛みが残った状態で歯列矯正を続けると痛みがさらにひどくなるばかりか、歯列の歪みが助長されてしまう可能性があります。

子どもが矯正中に強い痛みを訴えた場合は、無理に我慢させず、歯科医に相談したうえで原因を特定し、第一期でやめることも検討しましょう。

第一期できれいな歯並びが完成した場合

第一期の小児矯正の段階できれいな歯並びが完成した場合は、第二期の治療を受けずに第一期でやめてしまうケースがあります。

特にもともとの歯並びが整っている子どもの場合、第一期治療の段階で矯正が完了するケースがほとんどです。

歯並びが第一期で完成しやすいケースは以下の通りです。

  • もともと顎の骨格が広い
  • 歯がまっすぐ生えている
  • 噛み合わせの問題が特に見られない

第一期で歯並びが完成した場合、第二期は基本的に必要ありません。

ただし、歯列矯正そのものは第一期で終了しても、思春期以降、親知らずが生えてくれば歯並びが乱れてしまう可能性があります。

第一期で歯並びが完成したかどうかの判断は難しいため、保護者だけで判断せず歯科医に相談しましょう。

子どもが必要ないと言っている場合

歯列矯正を受けるかどうかは個人の判断であり、子どもに無理をさせて受けさせるべきものではありません。

歯並びが多少乱れていても、子ども自身が特に不自由を感じていなければ第一期だけで終わらせる判断もあるでしょう。

ただし、歯列矯正を途中でやめる場合、虫歯リスクの上昇や骨格の歪みによる顎関節症の発症など、さまざまなリスクが指摘されています。

子ども自身が歯列矯正を第一期でやめたいと言った場合は、将来的に想定されるリスクをしっかりと説明し、専門家の意見を交えたうえで話し合う時間を作りましょう。

子どもが矯正をやめたいと言った時の対処法

小児矯正 第一期 でやめる

子どもが歯列矯正をやめたいと言った場合、保護者の対応によってはその後の治療が難しくなるばかりでなく、親子関係が崩れてしまう可能性があります。

子どもの気持ちを尊重しながら今後の矯正を続けていくべきかどうかを考えましょう。ここでは、子どもが歯列矯正をやめたいと言った場合の対処法を解説します。

理由を丁寧に聞く

子どもが歯列矯正をやめたいと言った場合、その理由を丁寧に聞くことが大切です。

理由を聞くことなく、「歯列矯正は必要なことだから」と子どもの気持ちを頭ごなしに否定してしまうと子どもは本音を言えなくなり、恐怖や不安が残ってしまいます。

子どもが歯列矯正を嫌がる主な理由は以下の通りです。

  • 歯医者が怖い
  • そもそも歯列矯正の必要性を理解していない
  • 治療によって痛みを感じている

どのような理由であっても、まずは子どもの訴えをよく聞き、時間をかけて話し合うことが大切です。そうすれば、歯列矯正へのイメージを改善できる可能性もあります。

歯科医に相談する

歯列矯正をやめる時期は本来、歯科医が判断すべき領域です。

特に小児矯正の場合は短い期間で歯並びや骨格が変化しやすく、矯正の効果が失われやすい時期ともいわれています。

ただし、子どもが「歯列矯正をやめたい」と訴えた場合、早い段階で歯科医に相談し、子どもを交えて話し合う時間を作りましょう。

その際、歯列矯正を嫌がっている子どもの気持ちを保護者から歯科医に伝えるのも大切なプロセスです。

また、歯列矯正の重要性について歯科医から直接説明されることで、子ども自身も矯正治療の意味を理解し、通院への抵抗感が和らぐかもしれません。

子どもに歯列矯正を受けさせる場合は、治療の必要性について丁寧に説明してくれる歯科医を選びましょう。

矯正を一方的に押しつけるのはNG

保護者の都合だけで子どもに歯列矯正を押しつけるのはNGです。

小児矯正は成人後も正しい歯並びを保つうえで大切ですが、子どもに過度なストレスがかかるようでは意味がありません。

小児矯正が必要だと言われたら保護者だけで結論を出すのではなく、子どもに必要性をしっかりと理解させたうえで受けるかどうかを判断することが大切です。

歯列矯正の目的や必要性を理解してもらえれば、その後の治療もスムーズに受けられるでしょう。

まとめ

小児矯正は第一期と第二期に分けられます。

第一期だけで矯正を中断することも可能ですが、子どもの場合は歯並びが短期間で元の状態に戻りやすく、歯や顎の正しい発育を守るうえでも治療の中断は推奨されていません。

施術が丁寧で、子どもへの説明が親切な歯科医を選ぶことで子ども自身も安心して長く矯正治療を受けられます。

子どもの歯並びでお悩みの方は、やの歯科までお気軽にご相談ください。

施術中の痛みを最小限に抑える治療法を導入しており、事前カウンセリングにも時間をかけているため、歯科医が初めてのお子さんも安心して治療を受けられます。

また、キッズルームや診療室の天井にアニメを映し出すプロジェクターも完備しているため、「歯医者が怖い」といったお子様の気持ちも和らげられます。

そのほか、予防歯科や歯周病治療にも力を入れているため、小児矯正をキッカケに大人になっても口腔内の健康を守るサポートをいたします。

小児矯正でお困りのことがあれば、子どもの将来のためにもお早めにやの歯科までご連絡ください。

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