歯医者は赤ちゃん連れでOK!知っておきたい情報と準備
赤ちゃん連れで歯医者に行くのは大変そうに思えますが、実はそんなに難しくありません。
事前に歯医者選びや準備をしておけば、安心して治療を受けることができます。
この記事では、赤ちゃん連れで歯医者に行くときに知っておきたい情報と準備について、詳しくご紹介します。
授乳中の方も、赤ちゃんに虫歯をうつしたくない方も、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃん連れでの歯医者は自宅近くがおすすめ
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、できるだけ自宅から10分程度の徒歩圏内がおすすめです。
治療で鎮痛剤等を使った際に、副作用による眠気やめまいで、車の運転ができないこともあります。また、長時間赤ちゃんを連れて長時間歩くのは大変です。
赤ちゃん連れの外出は疲れやすいので、無理なく通える近くの歯医者を選びましょう。
赤ちゃん連れOKな歯医者を見つける方法
ここでは、赤ちゃん連れOKな歯医者を見つける方法と、選ぶ際のチェックポイントを紹介します。
赤ちゃん連れOKな歯医者探しには、次の3つの方法がおすすめです。
- インターネットで検索
- 電話で問い合わせ
- Googleマップや口コミサイトを利用
ここから、それぞれの方法について解説します。
インターネットで検索
「歯医者 赤ちゃん連れ」や「歯医者 託児所」などのキーワードで検索すると、赤ちゃん連れOKな歯医者のサイトがヒットします。
歯医者のホームページには、託児所やキッズスペースの有無、スタッフの対応、予約方法などの情報が掲載されていることが多いので、チェックしてみましょう。
電話で問い合わせ
インターネットで検索した歯医者に、電話で問い合わせてみるのも良い方法です。
赤ちゃん連れで行きたい旨を伝えて、現在の託児所やキッズスペースの有無、スタッフの対応、予約方法などを確認しましょう。
キッズスペースがなくても、診察や治療中だけでも受付で預かってくれることもあります。気になることや希望があれば電話で伝えておきましょう。
Googleマップや口コミサイトを利用
Googleマップや口コミサイトでは、実際に歯医者に行った人の感想や評価を見ることができます。赤ちゃん連れOKな歯医者をそこから探してみるのも良いでしょう。
コメントがない場合も、電話などで問い合わせをすると問題ないこともあります。良さそうと感じたら、一度確認をしてみましょう。
赤ちゃん連れOKな歯医者を選ぶ際のチェックポイント
赤ちゃん連れで通えそうな歯医者を見つけたら、次に選ぶ際のチェックポイントを押さえておきましょう。
- 託児サービスの有無
- キッズスペースの有無
- スタッフの対応
- 予約方法
託児サービスの有無
多くはないですが、赤ちゃんを預けられる託児サービス完備の歯医者もあります。
託児サービスを利用すれば、治療中に赤ちゃんの様子を気にすることなく、リラックスして治療を受けることができるでしょう。
託児サービスを利用する場合は、事前に予約や料金などの条件を確認しておきましょう。
キッズスペースの有無
託児サービスがない場合でも、赤ちゃんや子どもが遊べるキッズスペースがある歯医者であれば、絵本やおもちゃで遊びながら大人しく待てる子もいるでしょう。
キッズスペースは診療台と離れている場合が多いので、治療中に子どもが見えずに心配になることも。
ただ、スタッフの方がキッズスペースで子どもを見てくれる歯科医院も多くあるため、子どもの成長具合にあわせて、遊べそうか事前に遊具や見守りの有無などを確認しておきましょう。
スタッフの対応
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、スタッフの対応も重要です。赤ちゃんやママに優しく接してくれるところであれば、リラックスして治療が受けやすいでしょう。
歯医者で子どもがどんな反応をするかは、実際に行ってみないとわからないこともあります。
赤ちゃんが一緒でも快く受け入れてくれる歯医者であれば、もしも泣いたりぐずったりしてしまった場合でも、居心地の悪さを感じにくいでしょう。
スタッフの対応具合は、ホームページやGoogleマップや口コミサイトのコメントや電話で問い合わせるときにチェックしておきましょう。
また、ベビーカーを診察台近くまで持ち込むことができることもあります。一緒に確認しておきましょう。
営業時間・予約時間
歯医者によっては、土日や夜の受診が可能な場合もあります。赤ちゃんを家族に預けて受診することも可能かもしれません。
また、時間帯によって混み具合が大きく異なるケースもあります。
「赤ちゃん連れなので、できれば空いている時間帯に予約したい」などと伝えればスタッフが対応しやすいおすすめな時間帯を教えてくれますので、一度問い合わせてみるといいでしょう。
赤ちゃん連れで歯医者に行く準備
歯医者選びが済んだら、次に赤ちゃん連れで歯医者に行く準備をしましょう。持ち物や服装などについて紹介します。
持ち物
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、以下の持ち物がおすすめです。
- 赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ
- ミルク
- 着替え
- おむつ
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを持っていくと、赤ちゃんが安心したり、飽きたりせずに過ごせます。おもちゃは音が出ないものや、小さくてかさばらないものがおすすめです。
ミルク
歯医者での待ち時間が長くなることもあるので、おなかが空いた時用のミルクを用意しておくといいでしょう。すぐに飲めるようにできる、常温でも飲める液体ミルクはとても助かります。
また、授乳室がない歯医者も多いので、完全母乳の場合は授乳ケープを用意しておくといいでしょう。
着替え
赤ちゃんが汗をかいたり、ミルクをこぼしたりしてしまったときのために着替えを持っていくと、赤ちゃんが不快にならないで済みます。
着替えは、季節や気温に合わせて用意しましょう。また、おくるみやバスタオルも空調が直接当たる場合に調整できるので役立ちます。
おむつ
おむつは、通常のお出かけの時と同様に何枚か持っていくと安心です。中には、トイレにおむつ交換台が用意されている歯医者もあります。
服装やベビーカーなど
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、動きやすい服装がおすすめです。
また、通院の際は普段使っているベビーカーや抱っこ紐が便利ですが、赤ちゃんの対応に慣れていない歯医者や混み合っていた場合、対応に手間取ってしまうこともあるかもしれません。
ベビーカーや抱っこ紐を使う場合は、事前に歯医者に連絡して確認しておくのがおすすめです。
赤ちゃん連れで歯医者での過ごし方
赤ちゃん連れで歯医者についたら、以下の注意点を押さえておきましょう。
治療中も目の届く範囲に座らせる
ママやパパの姿が見えないと、赤ちゃんが不安になって泣いてしまう可能性があります。また、ママやパパも治療中に我が子の姿が見えないと心配になるでしょう。
可能であれば、診察台近くにイスなどを用意してもらうか、ベビーカーを持ち込める歯医者だと安心です。
お気に入りのおもちゃや、スマートフォンやタブレットで動画を見せておけば、静かにしてくれるかもしれません。
治療中の赤ちゃんが泣き止まないときの対処法
赤ちゃんが泣いてしまったり、ぐずってしまったりしてしまったら、おうちで遊んでいるお気に入りのおもちゃであやしたり、歌を歌ってみるなどして、赤ちゃんをなだめてみましょう。
どうしても泣き止まない場合は、一時的に治療の中断をお願いしましょう。授乳や抱っこをして落ち着くのを待ってから治療を再開してもらうのが安心です。
ママやパパの心構え
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、ママやパパの心構えも大切です。以下のポイントを心がけましょう。
- 時間に余裕を持っておく
- 痛くなるまで我慢・放置しない
時間に余裕を持っておく
赤ちゃん連れで歯医者に行くときには、時間に余裕を持って行動することがおすすめです。赤ちゃんの機嫌や体調に合わせて対応することができるでしょう。
具体的には、歯医者の予約時間より早めに出発したり、終わったあとに時間に余裕のない予定を入れないことです。事前に交通手段やルートを確認もできるとより安心です。
また、緊張しすぎず、リラックスすることも大切です。
歯医者に行くことは、赤ちゃんにとってもママやパパにとっても、緊張することかもしれません。しかし、緊張は赤ちゃんにも伝わってしまいます。
事前に赤ちゃん連れであることを連絡しておいたり、託児サービスを利用したり、リラックスして通える準備をしておくといいでしょう。
痛くなるまで我慢・放置しない
小さな子どもがいると、自分のことはつい後回しになってしまいがちです。
しかし、虫歯を放置すれば悪化し、突然痛みが起こることもあります。
虫歯が神経まで達してしまった場合は歯の根を治療する「根管治療」が必要となりますが、根管治療はどうしても数回の通院が必要となる治療です。
虫歯がある場合は酷くなる前に治療を受けるようにしましょう。
自治体や認可保育外の一時預かりを利用する
ここまで赤ちゃんを連れて歯医者に行く方法をお伝えしましたが、どうしても気が引ける場合や、近くに赤ちゃん連れOKの歯医者が見つからない場合もあるかもしれません。
そんなときは、保育園の一時預かりやファミリーサポートを利用するのも一つの方法です。
成長していけば、いずれは保育園や幼稚園を利用することになるので、その練習も兼ねてこのようなサービスを利用してみると良いかもしれません。
まとめ
赤ちゃん連れで歯医者に行くことは可能です。事前に歯医者選びや準備をしておけば、安心して治療を受けることができるでしょう。
「千歳烏山やの歯科」ではキッズスペースを完備しており、お子さんと一緒に通いやすい環境を整えています。
赤ちゃんだけでなく、ママもパパも笑顔で通える環境づくりに取り組んでいますので、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。