入れ歯

『千歳烏山やの歯科』では、患者さまの口腔内の状態に最も適した入れ歯の作製や、定期的なメンテナンスを行っております。

失った歯を補って食事のストレスを緩和したい方や、事故などで欠損した歯を短期間で治療したい方などに、満足していただける入れ歯をご提供いたします。

入れ歯とは？

入れ歯（義歯）とは、何らかの原因で欠損してしまった歯を人工歯で補い、噛む力や見た目の改善につなげる治療方法です。

入れ歯には、『総入れ歯』と『部分入れ歯』の2種類あり、さらに使用されているバネや材料が異なります。

まずは患者さまの口腔内の環境に合わせて、仮の入れ歯を作製します。

その後、審美性・機能性・顎の関節や筋肉の状態など様々な要素を加味しながら理想の仕上がりに近づけていきます。

入れ歯の種類と種類に応じた治療方法は、以下のとおりです。

種類	特徴
部分入れ歯	歯が欠損した部分の両隣の歯に金属製のベースを装着し、人工歯を取り付けます。
総入れ歯	欠損した全ての歯を補う入れ歯を作製します。上部は口蓋の形状、下部は舌の動きを考慮して精巧にデザインします。

入れ歯治療の基本的な流れは、以下のようになります。

入れ歯の材料によって、保険適用の有無が異なります。

当院では、保険適用となるアクリルレジン（プラスチックの樹脂）の入れ歯と、保険適用外で自費診療となるノンクラスプデンチャーの入れ歯を両方ご案内しております。

種類	特徴
通常の入れ歯（保険適用）	主要部分がアクリルレジンで作られており、部分入れ歯の場合は、クラスプ（金属製のバネ）が備わっています。
ノンクラスプデンチャー（自費診療）	クラスプがないため審美性が高く、柔軟性や装着性にも優れています。主要部分を金属で作った金属床の入れ歯にも対応しており、さらに違和感が少なくなり、熱が伝わりやすいことからお食事が美味しく楽しめます。

当院での入れ歯の治療期間は、試料採取から3週間を目安としております。

入れ歯をお渡しした後は、正しく固定されているかどうか、噛み合わせがおかしくないかなどを定期的にチェックします。

歯科医師の指導のもと、適切な間隔でメンテナンスを受けていただき、必要に応じて装着感や噛み合わせを調整いたします。

入れ歯を清潔に保ち、長くお使いいただけるよう、歯科医師がお伝えした正しいクリーニング方法をぜひ実践してください。

寝る前は必ず入れ歯を外し、入れ歯台に置くか、濡れた布巾に包んで保管しましょう。

また、天然歯の虫歯や歯周病の早期発見につなげるため、定期検診を受けることをおすすめいたします。

3ヶ月に1回を目安として定期検診を受け、健康的な歯を維持していきましょう。

欠損した歯を補う治療は、入れ歯の他にインプラントとブリッジがあります。

以下は、それぞれの治療の違いが分かるようにまとめた表ですので、ぜひ参考にしてください。